企画展

開催中の企画展

今でも 「『氷壁』とナイロン・ザイル事件」展
会期 2014年1月9日(木)~3月25日(火)


井上靖の代表作『氷壁』は、1956(昭和31)年11月から翌年8月まで朝日新聞に掲載された新聞小説です。小説『氷壁』は実際に起こった ナイロン・ザイル事件に素案を得てその究明と時を同じくして連載されました。当時は朝の「連ドラ」ならぬ「朝の小説」として朝刊配達が 待たれた時代でした。
本展では、『氷壁』とナイロン・ザイル事件について「事件」と小説の構成に迫ります。そして今でも、山の事故、製造物責任、内部告発保護 などへの警鐘が、この歴史的な事件から聞こえるでしょう。

【展 示】
1. 小説『氷壁』の今
  『氷壁』とナイロン・ザイル事件を時系列対比します

2. ナイロン・ザイル事件の真実
  現物展示
  (1) 「切れた8㎜ナイロンザイル」の迫力
   期間限定特別展示します 1月19日(日)~2月16日(日)
  (2) ザイルが切れた「岩角」塑像(彫刻家・稲垣克次複製)

3. もうひとつのモデル「登山家の遺書」
  「氷壁」魚津の最後の単独行モデル、
  「風説のビバーク」松濤明の手帳レプリカを展示

【催 し】
・文学館スタッフによる「企画展トーク」 会期中の各日曜日 13時~13時30分

・2014年第1回文学展講座 「今、『氷壁』を読んで」
  3月2日(日) 13時~14時
  講師・黒田佳子(詩人、井上靖次女)
   定員20名、参加費は入館料のみ


協力: 石原國利(福岡県篠栗町)、市立大町山岳博物館(長野県)、 名古屋大学博物館  
後援: 井上靖記念文化財団


お問合せ・ご予約
井上靖文学館
電話 055-986-1771
水曜休館


『氷壁』新潮文庫 発表から58年 現在107刷