井上靖のことば

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2016.9.15更新


「本覚坊遺文」



茶人としての利休の道。他の茶人には、それぞれ別の道がある。(略)
が、いいか悪いかは知らぬが、利休は戦国乱世の茶の道として、あの冷え枯れた磧の道を選んでしまった。





『本覚坊遺文』
1981(昭和56)年1月~8月、『群像』へ発表。同年11月、講談社より刊行。
井上74歳。

利休の弟子・本覚坊が語る利休自刃の謎。
自刃から時が経ち、利休ゆかりの人々と対話をする中で、静かに語られる利休の最期とは・・・・・・。




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